珍しく旦那くんの買っている「週刊少年サンデー」をパラパラとめくってみました。
グっとくるやりとりがあったので紹介しますね。
銀の匙 荒川弘登場人物
○八軒くん:農業高校1年生
○校長先生:八軒くんの通う高校の校長先生
以下抜粋
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校長先生 (以下『校』)「八軒君は夢の話をした時も謝っていたけど自信がないのかな?」八軒くん (以下『八』)
「中学校のころ、頑張っても頑張っても思うように成績があがらなくて・・・親にはもっとできるはずだって言われて・・・兄と比べられて・・・なんか中学時代はずっと否定されてきてて、進学コース外れてこっち逃げてきちゃったんで・・・その・・・」校「八軒くんは『逃げる』ということに否定的なのだね。逃げてきたことに負い目はあっても、その逃げた先で起こった事、そこで出会った人・・・それらはどうでしたか?否定するものでしたか?」八「・・・。・・・いえ・・・。」校「逃げ道の無い経済動物と君たちは違うんですから生きるための逃げは有りです。有り有りです。」===一部省略===
八「逃げられないやつはどうしたらいいんでしょう?」校「友達?」八「え、いや、まぁ、その、はぁ・・・」校「自分のことで手一杯なのに友達のことも?」八「やっぱ、俺、いろいろ吐き出しすぎですよね・・・格好悪いっスよね・・・」校「いや、自分のことをうまく口にできるから。そうして吐き出せるのだと思います。苦しくてもうまく言葉に出せない子もいるから、そういう子に気づいたら力になってください。逃げた事を卑下しないでそれをプラスに変えてこそ、逃げた甲斐があるというものです」_____抜粋ここまで_____
私のメンターの一人にこの校長先生がひとり加わりそうですw